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2019年春の旬、初カツオ。おいしい食べ方

鰹のたたき

こんにちは、私は冬の食べ物も好きですが、
春に旬を迎える食べ物が圧倒的に大好きです。
そんなもうすぐ春の足音が聞こえてくる今日この頃、
今回はカツオについて書いてみたいと思います。

鰹(カツオ)

鰹(カツオ)の旬は年2回

カツオには、「初カツオ」と「戻りカツオ」と年2回の旬なシーズンがあります。
2回も旬がある珍しい魚ですが、これはカツオの生態が関係しているそうです。

カツオは餌であるイワシを求めて、
春先である3月に鹿児島の南の海上を黒潮の海流にのって北上をしてきます。
(鹿児島・枕崎がカツオで有名ですよね。)
そして、そのまま北上を続け、岩手県の三陸海岸沖まで北上。
北上が終わると、今度は産卵に備えて南下していきます。
この北上の際に水揚げされるのが、「初カツオ」逆に南下して戻ってくるのが、
「戻りカツオ」と呼ばれています。
初カツオは3月~5月、戻りカツオは9月~10月と呼ばれています。

初カツオの特徴

餌を求めて北上している最中であるため、脂身が少なく魚肉は赤々としています。
身もしまっていてサッパリとした食感でとてもおいしいです。

初カツオは縁起がいい!

縁起物だと言われるようになったのは江戸時代からで、
皆さん「初物食い」という言葉をお聞きになったことはないでしょうか?
これは、世界共通なのか?日本人特有なのか?はっきりわかりませんが、
誰よりも早く初物も食べることによって自慢や見栄を張ることが
どうもはじまりのようです。
今でも、「初物は縁起がいい」や「長生きする」と言われたりしていますからね。

初カツオが俳句や川柳に!

縁起物・高級魚である初カツオを題材にした俳句・川柳がたくさんありました。
一部紹介したいと思います。

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」

江戸中期の俳人・山口素堂が詠んだ句です。

意味としては、目には鮮やかで美しい「青葉」、鳴き声が美しい「ほととぎす」、
そして食べておいしい「初鰹」と、春から夏にかけ、
江戸の庶民が好んだ視覚・聴覚・味覚を詠んだ俳句です。
この句が一躍有名となり、初夏に出回る「初鰹」を食べるのが粋の証となりました。

「初鰹は女房を質に入れても食え」

これは、江戸時代のことわざです。昔は鮮度を保つことが難しいかったカツオ。
(言われてみればそうですよね。この時代に交通の便もほぼなく、
鮮度を保つなんて至難の技です。)
そのため、値段は高騰し続けていました。
粋を大事にする江戸っ子はいくら出しても縁起物の
初カツオは食べるべきだという粋な証として、このことわざが生まれたんでしょう。
さすがに実際には質に入れるなんてことなかったと思いますが・・・。
質屋の店主もさすがに困りますし・・・。

初カツオのおすすめの食べ方

カツオといえば、鮮度が命。やはり、刺身かタタキが一番です。
ワサビ醤油やしょうがにポン酢といった、その地域独自の食べ方が多くあるようです。
私のオススメは「塩」+「にんにくスライス」です。
いろいろ試してみましたが、これが一番おいしいです。
初カツオ本来のあっさりとした淡白な味に塩とにんにくスライスを少々加えることで、
素材の味を存分に味わえます。
ポイントはにんにくは必ずスライスにするです。
にんにくをすり潰してしまうとにんにくの風味が強すぎしまい、
カツオ本来の味が消されてしまうからです。
一度騙されたと思ってやってみていただければと思います。

まとめ

いかがでしたか?今回は「カツオ」をテーマに調べてみましたが、
カツオの産地といえば土佐と三陸というイメージが強く、
その他の地域を全く知りませんでした。
鹿児島や静岡の方々、無知な私をお許しください。
また、カツオは、昔から日本人にとって愛されている食材であり、
ことわざや俳句など世間に愛されていたことも驚きです。
この旬なシーズン、カツオをおいしく食べてみてください。
ありがとうございました。